上部消化管グループ

上部消化管グループ

上部消化管グループは、食道・胃の疾患を担当しています。対象となる疾患は、食道癌、胃癌、消化管間葉系腫瘍などの悪性疾患が主ですが、それ以外に、食道アカラシア、特発性食道破裂、胃・十二指腸潰瘍の穿孔、狭窄などの良性疾患の外科治療も行っております。

食道癌

上部消化管グループ食道癌の治療に関しては、基本的に、食道癌治療ガイドライン(日本食道学会/編)に則り、当科外来にその治療方針を検討し、消化器内科(診断・内視鏡治療を担当)、腫瘍内科(化学療法を担当)、放射線科(放射線治療を担当)と連携をとりながら、症例毎に適切な治療法を提示・説明し、進行度に合わせた治療法(進行度によっては治療法がいくつかあげられる場合もあります)を決定します。外科的切除の方針となった場合には、当科にて入院・加療を行っております。腫瘍の進行度によっては、術前または術後に化学療法が必要となる症例もあり、そのような場合にも、入院または外来にて治療を施行しております。

y食道癌5年生存率

食道癌5年生存率

胃癌

上部消化管グループ胃癌の治療は胃癌治療ガイドライン(日本胃癌学会/編)に従い、腫瘍の進行度により、治療法が選択されます。
また、ガイドラインではまだ臨床研究とされている治療法も一部取り入れています。早期胃癌症例に対して、腹腔鏡補助下胃切除を施行しています。平成24年には、手術ロボット「ダ・ヴィンチ」も導入しています。また、術前の診断にてリンパ節転移を認める症例や、腫瘍が大きく近接した臓器に食い込みつつあるような症例に対しては、手術の前に化学療法を施行し腫瘍が縮小した後に手術を施行しています。

y胃癌5年生存率

胃癌5年生存率

上部消化管グループの手術実績

H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24
総計 85 100 106 114 129 113 139 150 152 144 153
H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24
食道手術 16 21 18 15 25 26 33 51 42 51 55
胃手術 合計 43 67 78 88 99 80 96 82 92 76 74
全摘 21 34 27 36 36 31 30 38 33 28 27
幽門側胃切除 21 19 32 22 39 30 31 25 39 19 14
噴門側胃切除 3 0 2 7 1 1 1 0 0 4 4
幽門輪温存胃切除 0 1 0 3 0 2 1 3 1 7 4
胃腸吻合 0 1 1 1 7 0 1 3 4
その他 4 3 4 7 8 5 3 2 4 5 9
開腹術 4 3 3 5 3 4 8 3 0 0 0
腸閉塞手術 1 3 2 2 0 2 0 3 3 1 4
その他 5 6 5 4 2 1 2 11 15 16 20